口腔内スキャナー『iTero』

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iTero (アイテロ)とは

iTeroとは、マウスピースを作製する際に行う歯型の採取に使用する口腔内3Dスキャナーです。従来では、歯型を採るために印象材を噛んでいただく必要がありましたが、iTeroは口腔内に特殊なカメラを当てるだけで、高精度な歯型データを取得することができます。そのため、不快な思いをされることなく、歯型を採ることが可能です。さらに、スキャンした歯型データはインターネット経由で送信可能なため、マウスピースの作製開始から歯科医院へ届くまでの時間を大幅に短縮することができます。

iTero の特徴

治療後の歯並びを事前に確認できる

iTeroは、1秒間に約6,000枚もの画像を取り込めるため、高精細な画像を取得できます。それにより、治療前後の歯並びを比較して、どのように歯が動くのかをシミュレーションすることが可能です。矯正治療後の歯並びを確認した上で治療を開始できるため、治療のモチベーション維持にも繋がります。

精度が高い補綴物を作製できる

iTeroは、補綴物の作製においても役立ちます。精密な歯型データを取得できることで、それだけ精度が高い補綴物の作製が可能になります。歯との適合性が優れているほどにむし歯の再発リスクを抑えられるため、結果として歯の寿命を延ばすことになるでしょう。

不快感がない

従来の印象材は粘度のような素材のため、強い不快感を伴います。iTeroはペン型スキャナーであり、口の中をなぞるだけで歯型データを取得できるため、嘔吐反射が強い方、異物感に敏感な方にも快適に受けていただけます。

早期に治療を開始できる

従来の歯型採取では、印象材を空輸で製作所へ送る必要がありました。iTeroで取得した歯型データはインターネットで送信可能なため、マウスピースの作製に早く着手できます。それだけクリニックにマウスピースが届くのも早くなり、従来の方法と比べて1~2週間も早く治療を始めることが可能です。

衛生面でも安心できる

iTeroの先端部分は取り外して患者さまごとに交換しております。従来の印象材のように喉へ流れ込んで誤飲するリスクもありません。衛生面においても安心です。

歯の内部の病変を発見できる

iTeroは、近赤外光画像技術によって歯の内部をスキャンできます。それにより、外側からは確認できない歯と歯の間のむし歯や内部へと広がっているむし歯などの発見が可能です。むし歯を早期発見できることで、歯の健康をより長く保てるようになります。

iTero による
矯正治療の流れ

1iTeroによる口腔内のスキャン

iTeroによる口腔内のスキャン口腔内をスキャンします。スキャンにかかる時間はわずか数分です。

2クリンチェックによるシミュレーション

クリンチェックによるシミュレーション歯型データをクリンチェックというシミュレーションソフトに取り込み、歯の動き方をシミュレーションします。

3治療開始

治療開始歯型データを製作所へ送り、その後に歯科医院にマウスピースが届きましたら治療を開始いたします。

4矯正治療の終了

矯正治療の終了マウスピースを1~2週間に1回新しいマウスピースに交換しながら歯を少しずつ動かしていきます。歯が問題なく動きましたら、後戻りを防ぐためにリテーナーを装着していただきます。歯並びが安定すれば治療は完了です。

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